どうも。凛1129です。ダイエット動画。みんなの貴重な時間を割いて、やる気を出していることと存じ上げます。
でも数人を除いて、多くは「嘘ではないけど……」
無理だろうな。と思えるダイエットが沢山蔓延り、登録者数は多いけど「これ大丈夫?」と思うチャンネルが多々存在しています。
今日はダイエット動画の落とし穴のお話。
【ボディビルダーのダイエットはやり過ぎ】
コンテスト準備レベルの減量は低エネルギー利用(LEA)を招き、ホルモン低下・代謝適応・心理的負荷が強い。一般の減量目的には過剰。
格闘家もボディビルダーも減量に「命」を削っているのであって、耐えられる人がそもそも稀有だし、痩せられるけど、代償が大きすぎる事に皆さん気づいておりますかってお話です。
糖質制限(ケトジェニックダイエット)や脂質カットを極端に行うリスクをみんな考えていないんですよね。
特に僕のテキストだらけのブログを見てくれているIQ高めの読者は知っていると思いますが、僕は1型糖尿病を患っておりますね。
だからむやみやたらに糖質制限をしません。
【糖質制限(ケトジェニックダイエット)のリスク】

まとめ:ケトダイエットのリスク一覧
ケトジェニックダイエットのリスクまとめ
ケトジェニックダイエット(KD)は「短期的に体重が落ちる」のは事実ですが、長期的な健康リスクも多く報告されています。以下に代表的なリスクをまとめます。
1. 血中脂質・心血管リスク
- LDLコレステロール(悪玉)が上昇する報告多数
- 長期的には心疾患リスクの増加が懸念される
2. 腎臓への負担
- 腎臓結石のリスク増加(水分不足や酸性尿が要因)
- 慢性腎疾患のある人は特に注意
3. 栄養バランスの偏り
- 食物繊維・ビタミン・ミネラル不足
- 便秘・腸内環境悪化・口臭(ケトン臭)
4. 初期の不調(ケトフルー)
- 頭痛・倦怠感・めまい・不眠など
- 導入初期に特に多い
5. 骨・成長への影響
- 骨量減少・骨粗しょう症リスク
- 子どもでは成長遅延の報告も
6. 酸性化・ケトアシドーシス
- 糖尿病や代謝異常を持つ人は特に危険
- 血液が酸性になり生命に関わるケースも
7. 腸内細菌への影響
- 善玉菌(ビフィズス菌など)が減少
- 免疫や消化機能に悪影響の懸念
- 高脂質・高糖質の食品ばかりでは血糖値が乱高下し、だるさや無気力が増える
- ドーパミンの分泌バランスが崩れ、物事への意欲が低下
- 「痩せているけど健康じゃない」という自己矛盾がストレスに
- 栄養不足からイライラや気分の落ち込みが起きやすい
- 食事の楽しみが「罪悪感」に変わり、モチベーションが下がる
- 無理に続けようとしてリバウンドする可能性が高まる
- 気分の浮き沈みが強くなり、集中力や対人関係に悪影響
- 「またやめた…」と自己効力感が下がり、自信喪失につながる
- 現代人は加工食品・精製糖・加工肉を多く摂取しており、遺伝子的な適応と大きく乖離している
- これが肥満・糖尿病・心血管疾患の背景になっていると指摘されている
- 現代の野菜や果物は品種改良で古代とは別物
- 運動量やライフスタイルも異なるため、当時の食事を真似しても同じ効果にはならない
- 穀類・豆類・乳製品を排除するとカルシウムやビタミンD、食物繊維が不足しやすい
- 骨の健康や腸内環境、メンタルにも悪影響を及ぼす可能性がある
- 忠実なパレオ食は食材コストが高く、調理の手間も大きい
- 生活に合わず長期的に続けることが難しい
- 短期的な効果は報告されるが、長期的には地中海食などのバランス食が心血管リスクや死亡率を下げるエビデンスが強い
- 「完璧を求めるより、持続可能な健康的バランス」を意識すべき
- デメリット:気分の落ち込み・集中力低下・うつリスク上昇
- 理由:血糖値の急上昇と急降下(血糖スパイク)により、エネルギー切れや気分変動が起きる。炎症性サイトカインの増加も抑うつ症状と関連。
- デメリット:イライラ・気分不安定・うつ症状リスク増加
- 理由:脳細胞膜に悪影響し、セロトニンなど神経伝達物質の働きを阻害。
- デメリット:慢性的な無気力・自己効力感の低下
- 理由:ドーパミン報酬系を過剰刺激し、やる気が出にくくなる。依存的に求めるけど満足しない状態に。
- デメリット:気分の落ち込み・睡眠の質低下・依存リスク
- 理由:一時的に快感物質が出るが、反動でセロトニンやGABAのバランスが乱れる。深い睡眠も減少。
- デメリット:疲労感・気分の低下
- 理由:飽和脂肪酸と添加物が慢性的な炎症を起こし、メンタル不調と関連。
- デメリット:不安感・イライラ・睡眠障害
- 理由:アドレナリンが過剰に分泌され、自律神経が乱れる。耐性・依存も起きやすい。
- メリット:気分安定・うつ予防
- 理由:オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)が脳細胞を保護し、炎症を抑える。神経伝達物質の働きを助ける。
- メリット:ストレス軽減・気分の改善
- 理由:腸内環境を整え、腸脳相関によりセロトニン分泌を促進。
- メリット:気分の安定・疲労感の軽減
- 理由:ビタミン・ミネラル・抗酸化物質が神経の炎症を抑える。彩り豊かな野菜は栄養バランスも良い。
- メリット:集中力アップ・気分の安定
- 理由:食物繊維が血糖値の急変動を防ぎ、ゆるやかなエネルギー供給で安定した気分を保つ。
- メリット:疲労回復・ストレス耐性アップ
- 理由:良質な脂質・マグネシウム・ビタミンEが神経系をサポート。
- メリット:リラックス効果・集中力向上
- 理由:カカオポリフェノールが抗酸化作用を持ち、セロトニンの分泌を促す。
どうですか。むやみやたらに糖質制限するリスク。考えた事、あるでしょうか。
そして糖尿病を患った人が必ず医者に言われる低血糖のリスク。
🧠 低血糖とアルツハイマーの関係
1. 糖尿病患者の低血糖と認知症リスク
2型糖尿病患者を対象にした大規模コホート研究で、低血糖エピソードを経験した人は、認知症リスク(特にアルツハイマー型)が有意に上がるという結果が出てる。
(例:Whitmer et al., JAMA 2009)
2. メカニズム(なぜ危険?)
脳はブドウ糖が主燃料だから、低血糖が続くとニューロンがダメージを受けやすい。
繰り返す低血糖 → 酸化ストレス・神経炎症 → βアミロイドやタウ蛋白の蓄積を促進。
長期的には神経細胞の死滅やシナプス障害につながりやすい。
3. 糖代謝異常とアルツハイマー
アルツハイマー病は「脳の糖尿病(type 3 diabetes)」とも呼ばれるくらい、脳の糖利用障害が深く関わっている。
低血糖はもちろん、高血糖もリスク要因。つまり「血糖の乱高下」が一番危険。
✅ 結論
「低血糖が続くとアルツハイマーリスクが上がる」 → 医者の言葉は医学的に正しい。
特に糖尿病治療中の人(インスリンや薬で血糖が下がりすぎるケース)は要注意。
健常者でも極端な糖質制限や断食で低血糖状態を繰り返すのは、長期的に脳にマイナスになる可能性あり。
これでもボディビルダーになるわけでもないのにビルダーの推奨する「糖質制限ダイエット」やりますか。
【なにを食っても摂取カロリー<消費カロリーで痩せられると言っている人の嘘】

まずはデメリットです。
リスクを知ってください。
カロリーさえ気にしていれば痩せる?本当だけど危険な理由
「アイスやフライドポテト、ポテチを食べても、摂取カロリーが消費カロリーより少なければ痩せる」――これは科学的に正しい事実です。
しかし、その生活を続けると心の健康(メンタル)が大きなダメージを受けます。
1. やる気がなくなる
2. ストレスが増える
3. 習慣が続かない
4. 人間関係や生活への影響
まとめ:痩せても幸せにはなれない
カロリーだけを意識して痩せることは可能ですが、心の健康を犠牲にするとダイエット自体が続きません。
本当に大切なのは「痩せる」よりも「健やかに生きること」。
続けられる習慣を作ることこそが、ダイエット成功のカギです。
デメリット | 具体例 |
---|---|
やる気低下 | 無気力・だるさ・意欲喪失 |
ストレス増加 | イライラ・気分の落ち込み |
習慣が続かない | 罪悪感・リバウンド |
生活への悪影響 | 集中力低下・人間関係の悪化 |
確かになにを食っても摂取カロリー<消費カロリーで痩せる事は出来ます。
でも動画を出す人の目的はなんでしょうか。
そう。
「再生数=お金」です。
ポテチ食っても、精白糖食っても、マックを食っても、野菜を食わなくても「痩せる」だけを目的とすればカロリー制限は正しい。
しかし某高級フィットネスジムもボディビルダーの正解も、カロリー制限を「なに食っても痩せるよ」って言う人の意見を聞いてもリバウンドしているデブで溢れかえっている世間を見て、どう思いますか?
「バカが出来るだけ単純に説明を受けて金を払った末路」が、多くの事実です。
例えばです。
デブが原因で「私、モテないな」って思ってダイエットした人のリバウンドしない率と、デブが原因で「死を感じる程のイジメ」を受けた人のリバウンド率は違います。
「太ったら殺される」って思っている人。
一度痩せて、再度太るでしょうか?
例えば「精白糖たっぷりアイスを食べてもストレス感じるくらいなら食べちゃいな。消費カロリーを越えなければよいのだから」というYouTuberもいます。
でも、脳に残るドーパミンによる「報酬系のリスク」は伝えません。
なぜだと思いますか?
物を考えないバカが対象だからです。
そんな人はチャンネル登録者数は100万越えています。でも誰だか忘れたが「トンカツ食った後筋トレしてみてください。メンタルだるだるだから」って言っていた正解を答えている動画の人のチャンネル登録者数は100万を越えていなかったと思います。
人はより「楽」なほうを選ぶのですが、事はそんなに単純ではありません。
栄養の真理など教科書何冊分かを知り得ないと無理なくらい人体は複雑なんだ。
1つの食材の栄養素だけじゃなく、調理方法や食い合わせまで考えないと栄養の効果がわからないくらい複雑怪奇なのだよ。
簡単に言えば、ダイエットを続けたいと思っているが、摂取カロリー<消費カロリーだけで、なんでも欲望のままに口にすると、メンタルがやられてダイエット自体のモチベーションすら維持がしづらくなる。
それでも精白糖食ったり、トランス脂肪酸たっぷりの食材を口にして本来の目的である「痩せてモテたい」に到達できるのだろうか。
よく考えてみてほしい。
【現代多くの食品は毒を含む】

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パレオな男で有名な鈴木祐さんのお話です。
現代食は「完全な健康食」を実現できない理由
パレオダイエットの考え方では、人類の遺伝子は狩猟採集時代の食事に適応してきたとされます。
しかし現代の生活では「完全に健康だけを考えた食事」を再現することは不可能と結論づけられています。
1. 遺伝子と現代食のミスマッチ
2. パレオ食そのものが再現不可能
3. 栄養不足のリスク
4. 継続の難しさ
5. 科学的にはバランス食が有利
まとめ
パレオ理論が示す通り、現代では「完全に健康だけを考えた食事」は再現できません。
だからこそ、完璧を目指すのではなく、持続可能なバランスの取れた食習慣を選ぶことが、現代人にとって最も現実的で健康的な選択といえます。
現代で完全健康食が不可能な理由 | 補足 |
---|---|
遺伝子と食の乖離 | 加工食品や精製糖が多すぎる |
パレオ食の再現性 | 現代の食材は古代とは別物 |
栄養不足のリスク | カルシウム・食物繊維などが欠けやすい |
継続性の問題 | コストや手間が大きい |
科学的知見 | 地中海食などバランス型が優位 |
もちろん、太古の昔の料理をそのまま作れば食品安全性が確保できませんので、それ以前のお話になりやすいし「働いて税金を納める」のが国民の義務らしいので、不可能ですよね。
メンタルをやられる食品とそのデメリット
「痩せる」「太らない」とは別に、実は心の健康(メンタル)を壊す食品があります。
ここでは代表的な食品と、そのデメリット・理由をまとめます。
1. 精製糖(砂糖・甘いお菓子・清涼飲料水)
2. トランス脂肪酸(マーガリン・ショートニング・揚げ菓子)
3. 高脂肪・高カロリーなジャンクフード(ポテチ・フライドポテト・ハンバーガー)
4. アルコール
5. 加工肉(ハム・ソーセージ・ベーコン)
6. 過剰なカフェイン(エナジードリンク・コーヒーの飲みすぎ)
まとめ
一時的な快楽をくれる食品でも、長期的にはやる気・気分の安定・自己効力感を奪うことがあります。
ダイエットだけでなく心の健康を守る食事選びが大切です。
食品 | デメリット | 理由 |
---|---|---|
精製糖 | 気分の落ち込み・集中力低下 | 血糖スパイク・炎症 |
トランス脂肪酸 | イライラ・うつリスク | 神経伝達物質の阻害 |
ジャンクフード | 無気力・やる気低下 | 報酬系の過剰刺激 |
アルコール | 気分の落ち込み・睡眠障害 | 神経伝達バランスの乱れ |
加工肉 | 疲労感・気分低下 | 炎症促進 |
過剰カフェイン | 不安・イライラ・不眠 | 自律神経の乱れ |
メンタルがズタズタの状態で果たして、筋トレやらダイエットなどできるのだろうか。
食事でメンタルがやられる物があるということを知らないと、思ったように続かない原因となり得るというわけですよ。
どうですか。
思ったより複雑怪奇でしょ。
じゃあどうすりゃ良いの?って話ですよね。
メンタルを守るおすすめ食品
「痩せる」だけでなく心の健康を守る食事を意識すると、ダイエットの継続や生活の質も大きく変わります。
ここでは科学的にメンタルによいとされる食品を紹介します。
1. 魚(特に青魚:サバ・イワシ・サンマなど)
2. 発酵食品(ヨーグルト・納豆・キムチなど)
3. 野菜と果物
4. 全粒穀物(玄米・オートミール・全粒パンなど)
5. ナッツ類(アーモンド・クルミなど)
6. ダークチョコレート(カカオ70%以上)
まとめ
メンタルに悪い食品を避けつつ、脳に良い栄養素を含む食品を意識的に摂ることで、ダイエットはより健全で続けやすいものになります。
「痩せる=健康」ではなく、「心も体も健康」をゴールにすることが、本当の成功への近道です。
食品 | メリット | 理由 |
---|---|---|
青魚 | 気分安定・うつ予防 | オメガ3脂肪酸で炎症抑制 |
発酵食品 | ストレス軽減・気分改善 | 腸内環境改善→セロトニン分泌 |
野菜・果物 | 疲労感軽減・気分安定 | 抗酸化作用・炎症抑制 |
全粒穀物 | 集中力アップ | 血糖値の安定化 |
ナッツ類 | 疲労回復・ストレス耐性 | 良質脂質・マグネシウム |
ダークチョコレート | リラックス・集中力向上 | ポリフェノール・セロトニン分泌 |
全てを良いものにすることは難しいが、例えばメンタルに悪くない食べ物として、理解したうえで食事を考える。
実際、揚げ物やマクドを極端に減らして施設でリストカットするほど病んだ娘は、中学生ということもあり、もちろん食事だけが起因しているといった単純ではないことはわかるが、現在少なくともリストカットはしていない。
そして食べ合わせで効果が増減したり、食品の出所まで考えたら、まぁ食えない事になるから、ある程度致し方がないのがパレオさんの結論です。
総論を作るなら、目的まで試して試行錯誤する。
例えば5キロ痩せたのならスリーサイズを測ったり、体脂肪率を見たりして、理想の体型でないのなら各部位を残す方法などを改める。
筋量を増やしたい時も、約10%増えたら、見直しを計る。本来は体重より、どのような見た目になるかが必要なわけで、身長や骨格によって、理想の体型は人それぞれだからだよ。
安直に再生数が回っているものを取り入れる前に、よく考えてみてほしいですね。
人は考え、挑戦するから僕みたいに一夫多妻であったり、おっさんの僕より一回り以上若い子とデート出来たりするのだよ。
よかったら参考にしてね。
凛1129
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